高卒26で部長職になった男の社会人力Blog

高卒でも26歳で部長職になった男の社会人力講座と、仕事上起こったオモシロ体験をお送り致します^_^

小説 スペースシザース【ss】#27

三原「残念!私はデザイン専門なのよ?それじゃあ藤崎君はひとまず木田さんに付いて教えて貰って、織田君は私とコッチで作業しましょ。」 2人「分かりました!」 隣から木田先輩の視線を感じる。さっきまでのダルそうな目から少し鋭い目に変わっている。 木…

パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#65 と思いきや泥酔親父の小言❢

ホストの世界なんて馬鹿みたいに浅く、そもそもが人間性も思いやりも無いクソ野郎の癖に、今で言う【いっぱしの人間の仮面を着けてみた!】位の、青やら緑やらピンク色の髪をした、全く中身の無いゴミクソYouTuber位の勘違い野郎ばっかりの世界だ。 まぁこの…

小説 スペースシザース【ss】#26

なんともおかしな雰囲気に包まれて、3人でデスクに戻る。 三原「これで一通り挨拶は済んだわね。少しデスクで一息付いてて。」 俺と織田はデスクに戻り、引き出しを開けて持ち物を整理したり、デスクの上を整え始めた。 織田「藤崎さん、面白い会社みたいで…

パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#64

色々考えて頭が混乱してるから、情報を整理してみよう。 マサヤはショウとの喧嘩が有って、俺の主観としても周囲からの見方としても、被害者っぽい感じだけど、結果的にはショウを病院送りにしちゃって警察署に連行されてる。 ショウはマサヤによってスーツ…

小説 スペースシザース【ss】#25

三原「今日居るのは後一人だけね。あっちの奥に居るのが松本さん。ちょっと面倒くさい人だから気にしないでね。」 奥に移動すると、ハーフパンツにブーツを履いて、上はアロハと言うなんとも言い難い格好をして、しきりに舌打ちをしている人が居た。 三原「…

パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#63

意識も朦朧として目が覚めたら、どこに居て今はどんな状況か、全く分からない朝って無いか? まさしくこの日の俺はそんな状況だ。 目の前には女と男が寝っ転がってる… 何だこれ? 見た事も無い光景に、マジで混乱した。 少しずつ意識がハッキリとして来て、…

小説 スペースシザース【ss】#24

三原「次はお向かいの大久保さんね。大久保さん。新人に挨拶させてね。」 大久保「ほーい。藤崎と織田ね。緊張せずに何でも聞いてな。例えば女の口説き方とか今日のお馬さんの事とかさ。」 三原「…大久保さんも!もー!!」 社内が和やかな雰囲気に包まれる…

カネの性格を知ればカネに好かれるに決まってる!について

今回は初のコラム3連発です! よー。みんな。 好きな人は居るかい? 好きな人が居るって人は、その人の性格をある程度理解してると思う。 ソレを理解して、相手に同調若しくは意見交換して、お互いの想いを磨り合わせて行った先に、良好な関係ってのが産まれ…

仕事なんてしたく無い!と言うモチベがとっても大事。について

おっすみんな! 今回はコラム2連発回です。 突然だけど、仕事しないで遊んで暮らしたいと言う感情は、人間の9割位が持っている感情じゃ無いか? コノ記事を見ている貴方もそうじゃ無い? 勿論俺も仕事なんてしないで、グータラして過ごしたいと思っている。 …

仕事を飼い馴らせ!について

やあみんな! 今回は久しぶりのコラム回です。 仕事や、やらなければならない事に追い回されて、自分が2人居たらどんなに楽かって思った事は無いだろうか? 俺は何度もそう思った事が有る。 この問題についての、俺なりの解決策をみんなに教えよう。 まず、…

小説 スペースシザース【ss】#24

部長は見た目は40位か?身長は俺と同175cm位でスマートな体型。ちょいワルよりちょっと上品さが有り、口髭の似合うカッコイイ人だ。 三原さんは30位かな。身長は小さいけどグラマーで、目がパッチリしてて色気が有るな。 みんなこの業界だけあってオシャレな…

パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#62

マスター「それじゃあ店閉めるからちょっと外で待っててくれ。」 そう言われて、マリサさんと2人で店の外に出た。 まだまだ暑い季節って事も相まって、マリサさんはキャミソールの上に羽織っていたシャツを脱いでいて、結構な露出具合だ。 マリサ「この後も…

小説 スペースシザース【ss】#23

会社の中は、マネキンやら作業机やら布の束やらで、雑然としている。 ワンフロア丸々のテナントなので、結構広さが有る。 左側1面が作業スペースで、右側はデスクスペースになっており、右奥に以前面接した部屋が有る。そのすぐ横に部長室と書かれた部屋が見…

パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#61

この時の俺は、3人での営みを行った事なんて勿論無かった。 何だか武者震いがしてイキリ立つ様な、この場から逃げ出したい様な、とっても複雑な気持ちになったのを覚えているよ。 でもマスターは、幾多の修羅場を越えて来た強者って感じの人だ。 そんな事じ…

小説 スペースシザース【ss】#22

駅から5分位歩いて、ネイキッドデザインに着いた。 雑居ビルの2階に存在している会社を見上げて、深呼吸をする。気配を感じて後ろを見ると、俺と同じ様なスーツの似合ってないちょっと猫背の小柄な男がコッチを見ている。 同じ新卒の人かな。ペコっと軽く会…

パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#60

マリサ「冗談よ!トオル君が可愛いから、からかっただけ。2人の時に一緒に楽しく過ごせたら私はそれで満足だからさ。」 俺「すみません…あの日は飲み過ぎてて…」 マリサ「良く言うわよ!毎日飲み過ぎてるんじゃ無いの?」 俺「確かに!」 2人「アッハッハァ…

小説 スペースシザース【ss】#21

バクバクと食べて朝食を終え、ごちそうさまも言い忘れたが、食器の片付けはしっかり済ませて、そそくさと自分の部屋に戻った。 慣れないスーツをぎこちなく着て、ネクタイもあれほど練習したのに綺麗に行かなくてイライラしていた。 急いでいればいる程うま…

パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#59

人間の欲望は尽きないもんだ。 この時の俺は、こんな状況でも今の自分の置かれてる立場を理解して、なるべく良いと思える道を歩んで行こうと思ったんだ。 色々有ってドッと疲れたが、こんな日ほど酒が美味いから不思議なもんだ。 マリサさんはこんな会話をし…

小説 スペースシザース【ss】#20

社会人編 母「徹!今日は早めに起きなさいよー!色々支度有るでしょ!」 下から母さんの大きな声が聞こえる。 俺「• • •うん。」 母「起きてるのー?分かった!?」 俺「うーん!!今起きるよ!!」 朝の6:30。眠い目を擦り、階段を降りてフラフラと洗面所へ…

小説 スペースシザース【ss】#19

残りの学生生活も、楽しくも淡々と過ぎて行く。バイトをしたり、たまに飲みに行ったり、のらりくらりと過ごしていた。 宏美は結局希望の会社に内定は貰えず、バイト先の本屋さんで暫くバイトしながら、アパレルメーカーの面接を受ける生活をしていた。 愚痴…

パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#58

マリサ「白は、マサヤが飛ぶのを恐れてアミの情報が伝わる前に確保しに行ったのよ。」 俺「マサヤが飛ぶ?ですか?」 マリサ「この業界なら良く有る事なのよ。女の子の売掛の取りっパグれは、指名ホストが自腹で立て替える事になるから、有る程度まとまった…

小説 スペースシザース【ss】#18

レストラン街に着くと親父がそわそわしているのが見えた。 父親「徹、もう込み出す時間だから早く来い」 俺「オッケー。じゃあ入ろうか」 親父はどうしてもビールが飲みたいらしく、帰りの運転を母さんにして貰う様に説得してた。 親父はビールを飲みながら…

パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#57

ここまでややこしくなって来ると、優先順位を付けないと身動きが取れない。 まずマサヤには引き取り人が必要らしいから、他の人を見つけて貰うしか無い。 それにアミちゃんの件が有るから色々絡んでるけど、とりあえずマサヤには知らせ無いでおこう。 謎の男…

小説 スペースシザース【ss】#17

父親「徹。この分はキッチリ酒で返して貰うからな。早く一端の社会人になってくれよ!その時は一緒に記憶無くすまで飲もうワッハハハ!」 母「まぁお父さんったらオツマミ作るの大変じゃないの。」 俺「いや、心配するとこソコ?!」 一同「ハッハッハ!!」…

パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#56

野太い声で、アミちゃんの電話に出た謎の男。 俺「アミさんの携帯ですか?」 謎の男「あぁ。そうだけどお前は?」 俺「あのぉ、その、友達のトオルと言います。」 謎の男「どこの店だ?白んとこか?」 えっ?! 白んとこ?? 俺「あ、はい。そうです。」 謎…

小説 スペースシザース【ss】#16

沢山の道具セットがある中で、1番高い物は13万円だと!? ちょっと高過ぎるな。この3万5000円のセットはどうだろ。 使う道具はしっかり揃ってるし、見た目もカッコイイ。 アレコレ目移りしていると両親がブラブラしているのが見えた。 俺「おーい。母さんコ…

パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#55

時計を見ると夜の21:30だった。 マリサさんに電話を折り返そう。 ありのままの状況と気持ちを話したら、マリサさんはきっと分かってくれる思う。 マリサさんの人間性は、前回の絡みで理解したつもりだ。 一方的に押し付ける事は絶対にしないし、相手の状況を…

小説 スペースシザース【ss】#16

今日は何を着ていこうかな。クローゼットを開けて暫しにらめっこしてた。 そうこうしてるうちに10:20分になっていた。 母「徹!そろそろ行くわよ。」 下で母さんが言ってる。俺は結局いつものマイセット1を手に取り、そそくさと着替えて階段を降りた。 親父…

パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#54

白から一通り話を聞いて、何とも言えない気持ちになった。 今日はもう仕事をする気にはなれないな。 俺「今日はスーツの替えも無いし、頭を整理したいので休ませて下さい。」 白「別に良いけど、指名レースが有るのを忘れんなよぉ。」 そう言えば、ショウは…