高卒26で部長職になった男の社会人力Blog

高卒でも26歳で部長職になった男の社会人力講座と、仕事上起こったオモシロ体験をお送り致します^_^

パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#59


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人間の欲望は尽きないもんだ。

 

この時の俺は、こんな状況でも今の自分の置かれてる立場を理解して、なるべく良いと思える道を歩んで行こうと思ったんだ。

 

色々有ってドッと疲れたが、こんな日ほど酒が美味いから不思議なもんだ。

 

マリサさんはこんな会話をしながらも、上機嫌に飲んでたから、こう言うドタバタも酒のツマミと考えたら良いんだろうな。

 

俺もいつまでも辛気臭い顔しててもマリサさんに申し訳無いから、気持ちを切り替えて楽しむ事にした。

 

腹も減ってたし、海鮮系の料理と日本酒がバッチリ合うもんだから、この日もカナリの量を飲んだ。

 

マリサ「トオル君てホントお酒強いわね!私も相当だけど、負けちゃうわ。」

 

俺は、【酒さえ飲めればどんな状況でも結構楽しい】と言う特殊能力をこの時期に手に入れと思う。

 

たらふく飲み食いして、マリサさんから最近のホスト事情や、人間観察話を沢山聞いて楽しい時間が過ぎて行った。

 

この後はまたいつものBarに行こうかってなって、Barのマスターの話になったんだ。

 

実は、マスターは元は美容師で、マリサさんがその美容室に通ってた繋がりで、今も関係が続いているんだって。

 

ホストや、キャバ嬢のヘアメイクもやってたらしいから、そっち側の事情も良く知ってるんだと。

 

そして、何より色んなお酒が飲みたいって理由でBarを始めた位の酒豪だから、俺とも凄く気が合うのは当然だって。

 

じゃあそろそろ

行こうって事になって、マリサさんがお会計を済ませて、お礼を言って階段を登ったんだ。

 

そしたら、目の前の道路が少し渋滞してる。

 

俺は、急に何かを忘れていた様なそんな感覚に襲われて、マリサさんの方をチラッと見たら、さっきまでの笑顔が消えていた。

 

そしたら

 

「そう言えばトオル君は、私なんかよりよっぽど大事な人が居るんだもんね?」

 

 

あぁー!忘れてたー!!

 

 

また次回❢