小説 スペースシザース【ss】#17
父親「徹。この分はキッチリ酒で返して貰うからな。早く一端の社会人になってくれよ!その時は一緒に記憶無くすまで飲もうワッハハハ!」
母「まぁお父さんったらオツマミ作るの大変じゃないの。」
俺「いや、心配するとこソコ?!」
一同「ハッハッハ!!」
その笑い声で店員さんがコッチを見ている。
俺「すみませーん、ちょっと良いですか?」
店員「はい。どうなさいました?」
俺「このショーケースの、3万5000円のセットを下さい。」
店員「コチラで宜しいですね?それではレジ迄お越し願います。」
丁寧に梱包してくれて、お会計を済ませて商品を受け取る。
俺「ありがとう!後はちょっと本見たいから、二人はどうする?」
母「お父さんと日用品でも見てくるわ。12:30にレストラン街で待ち合わせましょうね」
俺「分かったよ。それじゃあまた後でね!」
二人と別れて本屋に着いた。
週刊誌や、漫画コーナーを軽く見て、ファション雑誌を1冊手に取り会計を済ませる。
まだ時間が有るから、服を見て回ってゲームショップでゲームソフトを1本買ったりしていたら、もう良い時間だった。