高卒26で部長職になった男の社会人力Blog

高卒でも26歳で部長職になった男の社会人力講座と、仕事上起こったオモシロ体験をお送り致します^_^

小説 スペースシザース【ss】#27


f:id:himapon79:20220602162032j:image
三原「残念!私はデザイン専門なのよ?
それじゃあ藤崎君はひとまず木田さんに付いて教えて貰って、織田君は私とコッチで作業しましょ。」

 

2人「分かりました!」

隣から木田先輩の視線を感じる。さっきまでのダルそうな目から少し鋭い目に変わっている。

 

木田「よーし、徹。まっさるの方がラッキーだったな。俺は容赦無くサボるぞ?お前がしっかりやらなきゃ俺が怒られる事になる。俺が怒られりゃお前が俺に怒られる。分かるな?」

 

俺「さっきの会話が聞こえてたんですね。分かりました。手ほどき宜しくお願いします!」

 

よーし。やったるぞ!!
 

 俺は、木田先輩からデザインの仕事とは何たるかを3時間に渡って教え込まれた。

 

まっさるも真剣に三原さんに質問して作業している様だ。

 

あっと言う間にお昼になっていた。

 

浜「おー。もう昼だぞ。飯はどうする?」

 

部長が背伸びしながらコチラに近づいてきた。三原さんをチラッと見ながらも木田先輩と俺の方に歩いて来る。

 

浜「新人。どうだ?木田はアホだろ?」

 

木田「部長そりゃ無いっすよ!俺は仕事とは何かをコンコンと説明してですね…」

 

浜「お前が仕事は何かを?ハハハッ!口を動かしながら手も動かすのが仕事じゃ無いのか?」

 

木田「おっしゃる通りで。。あ、飯行って来ます!!」