パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#62
マスター「それじゃあ店閉めるからちょっと外で待っててくれ。」
そう言われて、マリサさんと2人で店の外に出た。
まだまだ暑い季節って事も相まって、マリサさんはキャミソールの上に羽織っていたシャツを脱いでいて、結構な露出具合だ。
マリサ「この後も楽しみね!トオル君。まだもう少し飲むかもだから、コンビニでお酒でも買って待ってましょう。」
目の前のコンビニで酒を買い漁って出たところで、丁度マスターが店から出て来た。
マスター「お待たせ。それじゃあ行こうか。アソコで良いよな?」
マリサ「そうね♪」
行くホテルは決まっているみたいだ。
その時の俺には分からなかったけど、こういった展開は何度も繰り返し行われて来たんだろう。
俺はビールから、チューハイ、日本酒、カクテル、ウイスキーと飲み続けて、意識こそしっかり有るものの、カナリ酔っている自覚が有った。
ソレも有ってテンションは結構高かったっけ。
俺は両手にコンビニ袋をぶら下げて、3人で5分位歩いた。
そしてスタンダードからラグジュアリーな部屋までを兼ね備えた、近場のホテルに到着したんだ。
そして、2人で楽しむそれなりの部屋では無く、ほぼ最高額で専有スペースの広い部屋を選んだマスター。
マスター「こんなトコでケチっても、おもン無いし、ココで良いでしょ。」
マリサ「さんせぇー。」
俺は自分の感情を発する事なく、2人に同調するだけの生物と化していた。
部屋に到着すると、またレモンサワーで乾杯し、ホテル特有の大人の映像を流して雑談すると言う何とも独特の空間となっていた。
その後の事は、書いても良いけどモラルに問題が有りそうなので、掻い摘んで書いておくよ。
大人の男には分かるかも知れないけど、俺は飲み過ぎて、相棒が機能しない状態だったんだ。
それを魔法の薬で無理矢理目覚めさせ、
大乱闘スマッシュブラザーズかよ!
みたいな混戦で疲れ果てていつの間にか寝てしまっていた。
また次回❢