パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#63
意識も朦朧として目が覚めたら、どこに居て今はどんな状況か、全く分からない朝って無いか?
まさしくこの日の俺はそんな状況だ。
目の前には女と男が寝っ転がってる…
何だこれ?
見た事も無い光景に、マジで混乱した。
少しずつ意識がハッキリとして来て、前日の事を思い出す。
そうか、3人で飲みまくって、ガチの肉弾戦のスマブラをやったんだっけ。
俺が起きて少しボーッとしてたら、マスターが目を覚した。
マスター「お、トオル君おはよう。さすが若いもんは違うね!ってかまだ元気じゃないか!凄いな!」
俺「あー、コレは例の薬の効果なんですよ。昼過ぎ位まではこの状態です……。」
マスター「おお!そうなのか。アレの効果は本物なんだな。俺にも今度使わせてくれよー。」
そんな事を話してたらマリサさんが起きて来た。
マリサ「あぁ頭痛い。おはよー。」
さも普通の朝の様に振る舞う2人。
俺は初めて体験する世界に、戸惑うばかりだった。
暫く朝のまったりとした時間が流れて、不意にメールの着信が。
なんと相手はマサヤだった。
今一人か?って内容だったけど、一人じゃ無いって返したら、一人になったら折り返し連絡をくれって感じのメールのターンをしてたら、マリサさんにもメールの着信が来たみたいだ。
マリサ「白からトオル君と一緒かってメール来てるけどどうする?」
あれ?確か昨日白は、マサヤを迎えに警察署に行った筈だったよな。
なんか分からないけど、色々面倒くさいからマリサさんに一緒じゃ無いって返信をして貰ったら、更に白からメールが届いて、マリサさんは携帯の画面を俺に見せて来た。
白【マサヤが飛んだ。】
なにぃいぃー!!!!
また次回❢