高卒26で部長職になった男の社会人力Blog

高卒でも26歳で部長職になった男の社会人力講座と、仕事上起こったオモシロ体験をお送り致します^_^

パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#55


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時計を見ると夜の21:30だった。

 

マリサさんに電話を折り返そう。

 

ありのままの状況と気持ちを話したら、マリサさんはきっと分かってくれる思う。

 

マリサさんの人間性は、前回の絡みで理解したつもりだ。

 

一方的に押し付ける事は絶対にしないし、相手の状況を理解して、想像力を巡らせてくれる筈だ。

 

俺はササッと出掛ける準備をして携帯を手に取り、マリサさんの鬼電への返信の電話を掛けた。

 

俺「すみません。色々有り過ぎて考えながらベットに横になってたら、いつの間にか寝ちゃってました。」

 

「さっき起きてすぐに出れますので、どこに行けば良いですか?」

 

マリサ「……分かったわ。そしたらトオル君何も食べて無いでしょ?店からちょっと歩いた〇〇居酒屋に20分後にね。」

 

俺「分かりましたすぐに出ます。ありがとう御座います。」

 

奇しくもアミちゃんの相方、友美ちゃんと2人で飲んでて、店から出てすぐにマリサさんに目撃された海鮮居酒屋だ……

 

 

ソレを分かってて指定してたのか分からないけど、店外って事は指名の延長みたいなもんだ。

 

腹も減ってるし、ありがたい事には変わり無い。

 

粗相続きなので、待たせる訳には行かないと思い、急いで家を出ようとした。

 

しかし俺は家を出る直前で、前回のマリサさんの俺に対する不満点を思い出した。

 

実はソレが頭に有ったので、スーツをクリーニングに出す前に白から貰った残り少ない魔法の薬を、目に見える様にテーブルに置いといたんだ。

 

その薬をポケットに突っ込み、そそくさと家を出た。

 

ちょっと急ぎ足で歩いてたら、また電話が鳴ったんだ。

 

またマリサさんか?!

 

今向かってるのに。何だろう?

 

携帯の着信名を見たらなんとマサヤからだった。

 

マサヤ「今どこだ?」

 

歯が折れて軽い手術をし、麻酔が聴いてるのか、はっきり聞き取れない感じで、もつれた様な話し方だ。

 

マサヤ「もうすぐ釈放されるところだ。迎えに来てくれ。」

 

 

 

なんと、又もや二者択一の展開に。

 

 

 

もうこれ以上マリサさんを裏切れ無いと判断した俺は、アミちゃんに頼もうとマサヤにちょっと待つ様にお願いした。

 

そしてアミちゃんに電話したんだけど、5コール程しても出ないので、もう一度5コール位してやっと出たのは何と……

 

 

 

 

 

 

謎の人物「なんだお前?」

 

 

また次回❢