【おかわり❢】パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#42
俺「マリサさんスミマセン。今日は昼から飲んでて、飲み過ぎてもう気持ち悪いので、また誘って下さい!」
マリサ「あら、残念。マスターもトオル君と話したがってるのに。仕方無いわね。また誘うわ。それじゃあね。」
マリサさんには本当に悪いとは思いつつ、今日1日の流れで、姫とココで別れるのは違う気がしたんだ。
姫に何でも無い顔をして、それじゃ飲みに行こっかって言ったら
可愛い笑顔で「うん!」
って言ってくれた。そんなんされたら
惚れてまうやろー!
この辺りから、仕事上の関係と、個人的な感情の境界線が分からなくなった気がする。
それから海鮮系の居酒屋に入り、ビールで乾杯した。
やっぱり無心で打った後は腹が減る。
バクバクと飲み食いし、今日のパチンコの話で盛り上がり、楽しく飲んでいた。
程なくして話題はマサヤを推してる、姫の友達【アミちゃん】の話になったんだ。
実は、姫とアミちゃんは昔からの幼馴染らしいんだけど、少し前までは髪型、メイクもそんなに派手では無く、夜遊びする様な子じゃ無かったらいしんだ。
5ヶ月程前、姫とは別の友達何人かでホストクラブに行ってみようって事になって、初めて入ったのが俺の店で、接客に付いたのがマサヤだったんだって。
ソコから週1〜2回位通う様になって、最初は1回行くと8000円位のお会計だったのが、今では1回行くと5万位使う様になっちゃったと。
しかもアミちゃんはショップ店員で、お給料がそんなに高い訳じゃ無いから、月に何回かは【売掛】にして払って無いんだって、姫に話してたらしい。
それでも、今回は店で指名レースが有って、マサヤが頼み込んだから、少し無理して店に来たんだって。
そんな事を聞きながら、俺もマサヤ側の人間だから、どう返そうか考えちゃった…
素直な気持ちでは助けてあげたいけど、どう反応するのが正解か………。
また次回❢