高卒26で部長職になった男の社会人力Blog

高卒でも26歳で部長職になった男の社会人力講座と、仕事上起こったオモシロ体験をお送り致します^_^

パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#17


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白に背中をバン!と叩かれて勢い良く事務所を飛び出した。

 

店に出るとアキラが横目に見えたけど、相変わらず拭き掃除してたな。

 

階段を駆け上がって、マリサさんと手を繋いで、歩いて5分位で結構渋めのBARに着いた。

 

俺は酒は好きだけど、もっぱら居酒屋か宅飲みがメインなんで、BARで飲んだ事は何回かしか無かったんだ。

 

マリサさんは結構テンションが高くてさ、BARに入って直ぐに【ウェーイ!】みたいなノリだったんだ。

 

マスターは30位の顎髭が似合うかっこいい人だった。

 

マリサさんの友達らしく、マリちゃん今日は随分と飲んでるね。酔っ払い過ぎて彼に引かれない様に気をつけないとな?

 

みたいな事を言ってたな。

 

多分何人もの男を連れ込んでは、品定めしてるんだろうなってのが分かったよ。

 

まぁそんな事はどうでも良い。俺は満足させる為にここに居るんだ。

 

俺はピーチ烏龍【レゲエパンチ】【更に通称レゲパン】が好きだったからソレを頼み、マリサさんはウォッカライム【通称神風。30度位のめっちゃ強い酒】を頼んだ。

 

店から開放されて俺もリラックスして楽しく飲んでたら、好きな異性のタイプの話になったんだ。

 

マリサさんは仕事が仕事だけに、男を見る目が養われているんだと思う。

 

お金持ってそうなお硬い職業の男は変態が多いとか、見た目がイカツイ人程優しいとか、ブサイクな人程ナルシストだとか、人間の色んな真実を教えてくれたよ。

 

そんな流れで俺の好みの女性のタイプを聞かれて、ちょっと困ったんだ。

 

仕事上の目線で答えるか、本心で答えるか。

 

待て待て、ココは仕事の延長戦だ。白にも絶対満足させて来いって言われたんだ。

 

世の中では嘘はついちゃ行けないって定説が有るけど、良い嘘はついても良いって誰かが言ってた。

 

女の子はお世辞でも可愛いねって言われたら絶対嬉しいでしょ?

 

男も、嘘でも頼りになるねって言われたら嬉しいんだ。

 

こんな本音と建前の真実を、まざまざと味わったのもこの時期だ。

 

だから俺は少し恥じらいを込めてこう言ったのさ。

 

俺「マリサさん。俺のど真ん中で可愛くて物凄くタイプです。。」

 

また次回。。