パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#46
アミ「うそうそ!私ココも払って無いし…
あまりお金も無いから帰るね。トオル君ありがとう、ご馳走様ね。」
そう言うと、アミちゃんは1人笑顔で帰って行った。
姫に気を使って2人にしてくれたんだろうけど、そろそろ1人でゆっくり休みたい。
俺「姫も今日は家帰りなよ。俺も溜まってる洗濯とかしたいからさ。」
姫「そっか。分かった。沢山奢って貰っちゃったし、アミちゃんの事もありがとうね。マサヤさんと上手く話し合えたら良いね。」
俺「そうだね。でもアミちゃんが暗くなってない事が救いだよ。多分マサヤも分かってくれる。ああ見えて結構男気は有るから大丈夫だよ。」
そう言えば連絡先を交換してなかったから、ココで初めて番号を聞いたんだ。
名前は友美ちゃん。
姫「絶対また連絡してよ!おやすみー!」
ふぅ。コレでひとまず怒涛の様に流れた日々から開放された。
友美ちゃんは良い子だな。
多分普段は銀行で真面目に仕事し、遊ぶ時は遊ぶ。
しっかりとOnとOFFを切り替えれる子なんだろうな。
俺には良い印象を抱いている様だし、もし付き合うとしたら俺の仕事的には大丈夫なのだろうか。
そんな事を考えながら、1人になったら最近の目まぐるしい変化に、どっと疲れが出て、とぼとぼ歩いて家に帰った。
そう言えばマリサさんに、姫と腕を組んで歩いてる所を見られたんだった。
それに
・マサヤにアミちゃんの売掛の相談をする事
・指名レースで最下位を取らない事
・白になるべく近づいて人間力を盗む事。
考える事が沢山有るなぁ。と思いながら歩いていると、気が付いたら家に着いてた。
扉を開けると部屋の中がめちゃめちゃ暑い。
直ぐにエアコンを冷房16度マックス風量で付け、溜まった洗濯物を洗濯機に放り込み横になった。
そして色々考えながら頭を回していると、いつの間にか寝てしまっていた……。
また次回❢