パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#15
マリサ「お金貰ってここに居るって事は、あなたはプロなの。ここはホストクラブなんだから、プロなら自分がナンバーワンだって言う気持ちでお客を楽しませる接客しなさいよ。」
マリサ「私は、そう言う意味で今はあなたがナンバーワンって言ってるのよ。」
ズギューン。
である。
その時俺は若かったし、仕事とは?って事を真剣に考えた事も無かった。
小学校だか中学校の道徳の授業で、職業に貴賎はないって言葉を教わった記憶が有るんだけど、その時に俺が思った事は職業には貴賎がハッキリと有る。だった。
俺は少しひねくれた考えをしてるのかも知れないけど、スポーツ選手、政治家、芸能人らの日の当たる職業と、土木作業員、警備員、飲食店店員等の職業には明らかに大きく差が有ると感じたんだ。
そんな俺なんで、風俗嬢を少し軽く見てた気持ちが有ったんだ。
この時の俺も、ホストやらスロットで食って行こうって言うド底辺なんだけどね。
そんな風俗嬢のマリサさんが言ったこの1言が、俺の人生を大きく変えたんだ。
白のしなやかな人間力、マリサさんの仕事とは?プロたる考え方とは?と言う真理。
世に誇れる様な場所でも無い、こんな日陰のホストクラブで、俺は人生で1番大切な勉強をしたと思う。
この時は、この考え方をインストールする序盤だったから全然レベルが低いんで、その後マリサさんに、将来はバンドで食って行きたいんですよ!
とかゴミみたいな話を延々として、カラオケ歌ったりしたんだけど、実は結構楽しんでくれたみたいで、場内指名を貰ったんだ。
少し打ち解けて来たから、まーた調子に乗ってボトルを3本程開けたんだけど、俺は昨日の酒も残ってて、お互い結構酔っ払ってさ。
わちゃわちゃしてたらマリサさんが俺の下半身に手を伸ばして来たんだ。。
その後は…
また次回!!