パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#38
俺は寝ぼけている姫の手を引き剥がし、体を揺すって少しずつ目覚めさせた。
そして何とか起こした姫に、ワイシャツをクリーニングに出したい事と、パチンコに行きたい事を告げると、私も行きたーい!
って事になって、なんと今日も1日姫と過ごす事になってしまった。
必然的にホテルを出たら俺の部屋に来る事になり、ちょっとは離れたかったけど、まぁ嫌では無かった。
俺の部屋までは、歩いて15分位掛かるんだけど、歩くのはちょっと躊躇してしまう。
なにせまだ奴が収まらない…
仕方無いので、姫のバックを持ってあげる体で前を隠し、タクシーで部屋へ向かった。
部屋についてダラダラしたかったが、長居してしまうとガッツリ打てないので、ササッと着替えてクリーニング店へ。
その足で、その日のイベントをしてるパチンコ店に2人で向かった。
俺は姫を連れてバックを持って前を隠し、良さそうな台を物色してたんだけど、開店に出遅れたのでイマイチ良い台が無い。
そう言えば!
と思って店の奥のコーナーへ向かった。
その当時のパチンコ店は、カップルシートって男女ペアで無ければ座れないシートが有ったんだ。
俺は元カノとちょくちょく利用してたんだけど、2台中どっちかが結構甘い調整のパターンが多くて、勝率は悪く無かったんだ。
その時座った機種は今でも忘れもしない。
知る人ぞ知る京楽のCCガールズと、三洋のわんわんパラダイスのカップルシートに座ったんだ。
普通の可愛い感じの女の子と、下の奴がMAX起ッキの変態男の運命は!
また次回❢