パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#35
姫は、ひとしきり騒いだら、俺の横にちょこんと座った。
そして甘えた声で、こう言った。
姫「トオル君は、彼女みたいな人なんて沢山居るだろうけど、今日は私だけの物ね!」
ドッキン……!!
俺はこれまでの人生の日常生活で、女の子からこんな言葉を聞いた事が無い。
本当に特殊な世界だ。
俺の普通の女の子に有った概念が、どんどん壊れて行く。
きっとコレはなりきりゲームの1種なんだ!
それがしっかり出来るのがプロなんだ。
そう自分に言い聞かし、姫に一緒にお風呂に入ろうと言った。
姫は恥ずかしがる感じを出しつつも、喜んでいる様だった。
お風呂でイチャイチャ洗っこみたいな感じをして、一緒にド派手な風呂に入った。
俺が先に風呂から上がり、体を拭いてベッドにドーン!と飛び乗って大の字になっていると、姫もベッドに飛んで来た!
その勢いで、激しくお互いの身体を貪り、ひとつなぎの秘宝を探し求める。
俺は官能小説を書いてるんじゃねぇ!!
って筆者の心境は置いといて、知恵の輪じゃねんだよ!
位に絡みに絡んで、俺が果てた後も姫は求め続ける。
この時、飲み疲れと寝不足とが相まって、限界を感じていた俺に、1つだけ頭に浮かんだ事が有る。
マリサさん。白の言葉。
プロとは、仕事とは何か?
ソレをしっかりやってこそ、自分の存在価値が有る。
そうだ。
白がくれたじゃ無いか。
魔法の薬を……
また次回❢