パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#36
このまま横になっていては寝てしまう。
俺は、俺の身体にヒルみたいに引っ付いてる姫を一旦引き剥がし、掛けてあるスーツの内ポケットを漁って、白い魔法の錠剤を取り出した。
コレを飲めば未曾有の夜のパワーが手に入る…
昔、母さんが言ってたっけ。
知らない人から薬を貰っちゃイケナイって。
でもココまで来て引ける訳が無いよな。
俺はこの錠剤に好奇心も有ったので、サクッと2錠取り出し、ポイッと口に放り込んでレモンサワーで流し込んだ!!
心を落ち着かせる為にひとまずタバコを1本吸って、また姫がくっつき虫になって来たので、はぐらかしながら15分位経ったかな。
そんなにテンションが上がった訳でも興奮した訳でも無いんだ。
なのに…
来たよ。うん。来た。
血の巡りが身体の1点に集中して、少し頭がボーッとする感じだ。
姫は、より嬉しそうに密着して来て、体温が俺の身体に伝わる。
そしてその流れでまた濃厚に求め有ったんだけど、なんか不思議な感覚なんだ。
血は1点に集中してるんだけど、その部分はほとんど感覚が無いんだ。
そして求め有ったすぐ後でも、血が分散されて行かない。
本当にずっと1点集中してるんだ…
ソレを見ていた姫は流石に驚いていたけど、まだまだ楽しめるって喜んでいた。
それから、恐らく普段はひた隠しにしているであろう【女性の欲求】を解放し、俺もソレにしっかり答えた。
そして気が付いたら2人共寝てしまって、朝ふと目が覚めたんだけど、
え!!!
目を疑う光景がそこには有った…
また次回❢