パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#30
暫しマサヤのテーブルで盛り上がっていると連れの女の子が来店し、無事指名を入れて貰った。
この時点で、約半数のホストがランキングボードに1票を積み重ねた。
とりあえずの1票にほんの少しだけ安心したが、目標は最下位を取らない事。
しかも自分の力では何も得ていないと言う現実を忘れちゃいけない。
俺はマサヤとお友達2人に、せめて楽しい時間を提供しなくてはと思い、体を張って馬鹿をやって、酒を飲んだ。
そしたら連れの女の子【例の如く名前を覚えれないから、姫って呼んでた。そしてガチの新規客】が思いも寄らず俺を気に入ってくれてさ。
マサヤと2人で、仕事終わりで合流するって約束になったんだ。
この店は人気店でいつも賑わってるんだけど、この日は気がついたら約9割のテーブルが埋まっていた。
ショウのテーブルは豪快にシャンパンタワーをやってるし、アチコチで盛り上がってお祭り騒ぎだ。
その後はホールをやって、テーブル掃除、グラスを下げたり、どんどん酒を提供したりして、あっという間に閉店時間がやって来た。
ほとんどのホストがアフターに行って、何人かしか残って無かったよ。
正に祭りの後って感じで、さっきまでのお祭り騒ぎが、嘘の様に静まり返った店内でひと息ついた。
その後軽く片付けをして、マサヤと2人でアフターの子達とカラオケボックスで合流したんだ。
女の子2人は、ホストクラブを出てから居酒屋からのカラオケだったみたいだけど、その日は忙し過ぎて、何にも食べて無かったからめちゃめちゃ腹が減っててさ。
カラオケ飯を貪り食ってたら、その当時画期的メニューだった、ロシアンたこ焼きをやろうって事になったんだ。
マサヤが呼んだ女の子は、ホストで遊び慣れてる位なんで、その罰ゲームの内容がまぁまぁエグいんだw
俺はカラオケで、特にホスト界隈で人気だったL'Arc〜en〜CielのHONEYを歌ってたらロシアンたこ焼きが到着!
負けたらどうなるのか!?
また次回❢