高卒26で部長職になった男の社会人力Blog

高卒でも26歳で部長職になった男の社会人力講座と、仕事上起こったオモシロ体験をお送り致します^_^

パチプロ兼ホスト時代のおバカなお話#28


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ショウは、前々から白の人を食った態度が気に食わなく、オーナーの弟と言う事も有って、生意気で嫌っていた様だ。

 

そして、指名本数は白を上回っている為、自分こそがナンバーワンだと見せつけたかったのだ。

 

この指名ランキングでも、絶対に自分が優勝する自信が有るからこそ、事前に100万を用意し、白のお株を奪おうと思っていたらしい。

 

白「おぉ。カッコイイじゃんショウ。頑張ってトップ取ってよぉ。」

 

「おーいみんな、ショウが大サービスでもう100万追加してくれたぞぉ。」

 

「結構な大金じゃん?その分来店数も期待してっから頑張ってよぉ!」

 

そんなショウの煽りには全然乗らない白。

その性格からか、余裕たっぷりに楽しんでる感じだ。

 

店の片隅では、事務のスタッフがランキングボードを設置し、隣に100万の札束のオブジェを飾り付けして、ド派手なランキングボードが完成して行く。

 

俺はそんな権力争いは良く分からなかったので、とにかくコレから始まる指名ランキング争いの、ワーストだけは避けなくてはと思っていた。

 

掃除係は俺とアキラの他に2人、計4人でワーストを争う事になる筈だ。

 

その中でも1番の新人が俺。

 

どう見ても不利だ。

 

こうなると、俺が今考えうる戦略は、一見客に積極的に付かせて貰い、何とか気に入られて場内指名を貰う事。

 

後は少ない女友達から、誰か来てくれそうな人を見つける位しか無い。

 

先輩ホスト達は、電話攻勢で次々と来店の約束を取り付けて行く。

 

ひと悶着有ったので、そうこうしているうちに開店時間になっていた。

 

開店早々6名のお客様が来店し、それぞれの指名ホストがランキングボードに1票を重ねて行く。

 

店内はいつもより音楽のボリュームも高く、みんなのテンションも高いので、雰囲気は大盛り上がりだ!

 

俺はと言うとグラスを持ってテーブルを行き来してるだけ…

 

指名ランキングはどうなるのか!?

 

また次回❢